焙煎について(1)
焙煎とは
焙煎(ロースト)とは加熱方法のひとつで、油や水などの媒体を介さずに食材を加熱することです。要するに「煎(い)る」ことです。当店は、コーヒー屋ですのでコーヒー豆を焙煎していますが、節分の大豆や胡麻、アーモンドなどのナッツ類、香辛料、チョコレートの材料になるカカオ豆なども焙煎されたものがあります。ここでは、コーヒーの焙煎についてみていきます。
コーヒーの焙煎
コーヒーの焙煎は、生豆を加熱することで化学反応を起こさせ、コーヒーらしい味や香りを放つ成分に変化させることです。この加熱の方法や時間によって焙煎の度合い(焙煎度)を調整し、風味や香味、味(例えば苦味の度合など)を作っていきます。
焙煎度について
焙煎度は、一般的に浅煎りから深煎りまでを8段階に分けて表示しています。この焙煎度によってコーヒーの味は異なってきます。自分好みの焙煎度を知ることで、より自分に合ったコーヒーを選ぶことができるようになるのため、コーヒーを選ぶ楽しみも広がると思います。焙煎度は浅煎りの方が酸味があり、深煎りになればなるほど、苦味が強くなります。
焙煎の段階
焙煎の度合いが8段階あると書きましたが、 焙煎の進み具合によって区分されます。同じ豆でもこの焙煎度合いにより違う味になります。また、大まかに区分すると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つに分けることもあり、当店では下記のようにマッチさせています。このマッチングは店や焙煎士さんごと微妙に異なることもあり、中深煎りが設定されていたり、ミディアムローストが浅煎りであったり、フルシティローストが深煎りでなかったり、などです。
当店では、ミディアムローストからフルシティローストまでをご用意しておりますが、豆の種類もですが、焙煎度ごとの味の雰囲気や自分の好み探しを楽しんでみるのも良いかと思います。
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